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遅ればせながら先週末に毎年恒例の、清水寺に紅葉を見に行ってきました。
今年は例年よりも時期的に若干遅めとなってしまい、残念ながら紅葉の状態も少し遅かったようです。

2011年度 清水寺

奥の院を過ぎて、音羽の滝につながる下り坂の途中では、まだ朱に染まった景色を見ることが出来ました。
清水寺の紅葉

公式ホームページ上の「清水寺 よだん堂」にあるように、去年からの子安塔を始め「平成の大改修」が行われているため、重要文化財の阿弥陀堂・奥の院が修復中のため、観光としても隅々まで堪能出来るとは言えない状態でした。


さて、そもそも「清水の舞台から飛び降りる」の語源となった本堂の舞台を始め、清水寺の歴史などをガイドがてら少し紹介したいと思います。

1993年9月1日付けて国宝に指定、1994年にはユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されています。

開創は宝亀9年(西暦778年)と言われており、日本史でいうところの奈良時代の末です。
次の平安時代の「源氏物語」や「枕草子」には既に言及されています。
世界史的には、ローマ帝国が分裂し、ヨーロッパ南部や中近東では所謂東ローマ帝国(ビザンツ帝国)、西ヨーロッパではカロリング朝フランク王国のカール大帝の治世まで遡ることになります。
中東ではアッバース朝イスラム帝国・ハールーン・アッ=ラシードの治世。
文学的には「千夜一夜物語」の頃です。

現在の本堂は、寛永10年(西暦1633年)、徳川家光の寄進により再建されたもので、既に370年以上まえの木造建築物ということになります。
地中海近辺ではオスマン帝国、ドイツ近辺は神聖ローマ帝国、フランス近辺はルイ○○世で有名なブルボン朝治世です。
(西暦1633年当時はルイ13世の時代です)
同時代の建造物としてはイスタンブールのスルタンアフメト・モスクや、後のルイ14世が建設したヴェルサイユ宮殿などが有名でしょう。

こうやって比較すると、如何に外国人観光客に魅力的に見えるのか、また如何に古くからある建造物なのかイメージがわき易いですね。
地元の観光スポットをこういった観点で見ると勉強にもなり、またいつもと違った楽しみ方も出来ました。
機会があれば古都京都の違う観光スポットにも挑戦したいと思います。
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