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Mac関連ネタや日常生活の日記、DiabloIIを中心としたゲームの話題、映画や本・コミック、そしてスポーツなど、思いついたままあれこれと書いてみるブログです。
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衆議院選挙前にマニフェストの確認をした際に知り得たいろいろな情報を、自分の頭で判断すべく様々なジャンルの本を乱読しています。

日本近代の歴史はやはり戦前・戦後と大きく切り分けることが出来、戦後の外交や政策などの話題になると、ある意味戦後政治の開始点である「東京裁判」に集約されてきます。

拝啓 韓国、中国、ロシア、アメリカ合衆国殿―日本に「戦争責任」なし
は286ページしかなく、非常に読み易い文章にも関わらず、

i.日韓併合の背景
i.なぜ日中・大東亜戦争が始まったのか
i.東京裁判の実質的な内容
i.日本国憲法の成り立ち
i.靖国参拝の本来の意味
i.戦後の自虐史観の発端

などの大きな流れがこの一冊で的確に把握・理解出来ます。
素晴らしい一冊だと思います。
アマゾンでは在庫が怪しい状態ですが、機会があれば是非々々一読を。
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その2から続いて、「環境問題を弄ぶ人たち」という章の続きの転載です。

202p.から

石油がなくなれば農業への生産性も著しく落ち、食糧危機へと発展する
 本当の環境問題の2番目は食糧問題である。日本の食糧自給率は40%だ。しかし、これは見せかけのものであり本当の自給率ではない。
 食糧自給率が問題になるのは外国から食料が買えなくなった時で、現在のように自由に食料が買える時には食糧自給率の数字などはあまり問題にはならない。
 現在の日本が自由に食料を得ることができるのは、いわば自動車や家電製品を外国に輸出し、そこで得た外貨で食糧を外国から買っているからである。だから、仮に石油がなくなって自動車や家電製品を外国に輸出する力がなくなれば、それと同時に食糧を得ることもできなくなる。
 現在、日本の畑で多くの食料が取れるのは、石油をふんだんに使いビニールハウスをつくり、化学肥料を使い、さらに農薬で害虫を退治することができるからだ。またトラクターやその他の機械を駆使して農業の生産性を上げる方法もとられている。石油がなくなるということは、このようなことが全て同時にできなくなることであり、日本の畑の農業生産高はかなり低くなるだろう。
 石油がなくなった時の日本の食糧自給率を計算してみると、石油を使って農業の効率を高くすることができなくなるので、食糧自給率は40%から25%程度に減る見込みである。食糧自給率というのは石油がなくなって日本の工業が衰退する時こそ重要なのだが、日本の食糧自給率はその際に実質25%程度だというのだ。
 恐ろしいことである。
 人間は食べなければ生きていけない。その食糧自給率が必要な量のうち4分の1であるというのだから、石油がなくなればたちまち日本人は飢え死にするものが続出する可能性もある。


続いて209p.から

石油が枯渇すれば地球温暖化は自動的に解消する
地球温暖化は重要な環境問題かもしれないが、地球温暖化の要因が二酸化炭素であるとするならば、二酸化炭素を出す原料は石油である。したがって、石油が枯渇すれば地球温暖化は自動的に解消する。



転載・抜粋はここまでにします。
環境問題を含めて今後のことを真剣に考えるための契機にする問題提起の本として捕らえるのも良いのではないかと思います。

電力などのエネルギー問題は良くも悪くも核エネルギーにより目処が立たなくもないでしょうが、石油が枯渇した時にプラスティックに替わるモノの原材料・素材に目処は立っているのでしょうか、それともそれに替わる技術のブレイクスルーが起きているのでしょうか。

TV番組などで環境問題を謳い「100年後の子孫に今の地球を残す」といったフレーズを耳にしますが、果たして製作者側はどの程度本気で考えているのでしょうか。
耳当たりの良い言葉で視聴者の関心を集めるだけに腐心していなければ良いのですが・・・。

色々な意味で「前提」を疑ってみることの大切さも含めて一度お読みになることをお勧めいたします。
その1から続いて、チーム-6%などの活動の大元である「京都議定書」に関しての転載になります。

156p.から

京都議定書ぐらいでは地球温暖化を防げない
 京都議定書の主旨は「このまま二酸化炭素を出し続けていると地球温暖化がさらに進んでしまうので、先進国で歩調を合わせて二酸化炭素を出さないようにしよう」という内容だった。
 詳しい内容は別にして、ざっと言うと、京都議定書に参加した国の中から先進国が「1990年に出していた二酸化炭素の量を基準に平均として6%を削減する」というものである。日本も先進国だから当然、6%削減する。達成しなければならない期限は2010年前後。あと少しである。
 京都議定書を守れば地球温暖化を防ぐことができると信じている人が思いのほか多い。それでは本当に防ぐことができるのかを計算してみよう。
 まず、地球の気温が変わる原因は、太陽の活動、地軸の傾き、それに人間が出す温暖化ガスなど複合的である。アメリカの研究所には太陽活動説を支持するところもあり、周期的な気温の変化の範囲かもしれないし、空気中の湿気が多くなったからという考えもある。
 だから、地球温暖化が人間の出す温暖化ガスの影響にすべて帰結するとは言えない。そこでまず地球温暖化に対する温暖化ガスの寄与率を60%と仮定する。
 二番目に、温暖化ガスは二酸化炭素以外にメタン、天然ガス、水蒸気、フルオロカーボンなどがあり、天然ガス輸送ラインから出るメタンなどは主要な原因とも言われている。温暖化ガスのうち、二酸化炭素の寄与率は約60%だという。
 三番目に、世界のうち、先進国が出している二酸化炭素の量は全世界の約60%である。
 四番目に、国際条約は調印した国が全部、批准するとは限らない。国際条約の調印は各国の政府が行うが、その国が参加するかどうかはその国の国民(多くは国会)が決める。
 マスコミなどは「アメリカは条約に調印しておきながら批准しないのは何事か」と言っているが、日本は政府がお上で国民が下なので政府が決めたことを国民が反対することなどなかなか考えられない。一方、アメリカは政府が調印はしたが、国民はノーと言っているだけのことである。
 京都議定書は国際条約なので、締結した国の60%以上が批准すれば効力を持つことにしている。2005年2月に京都議定書は発効した。
 そして五番目に、数値目標は1990年に出している二酸化炭素量の6%削減である。
 すべて数字は6。それが5回出てくる。
 地球温暖化の寄与率は温暖化ガスが60%、温暖化ガスのうち二酸化炭素が60%、全世界のうち先進国が排出している割合が60%、そして議定書に締結した国のうち60%が批准すれば成立し、そして最後に平均目標が6%削減である。不思議なことに全部「6」という数字が付く。
 60%は0.6だから、0.6×0.6×0.6×0.6×0.6=0.00777という数字になる。
 つまり、地球温暖化という点ではまったく効果が薄いことがわかる。
 なぜかというと、概念的には京都議定書がなければ1度上がるところを、0.7%だけ抑制されるので、0.993度の上昇に留まるというわけだ。


続けて章が変わり、「環境問題を弄ぶ人たち」という章に移ります。

195p.から

本当の環境問題の一つは石油の枯渇
 しかし、新たな油田は第一次石油ショックのあたりから見つからなくなり、1985年を境にして新しい油田の発見量よりも消費量の方が上回るようになったのである。
 これは歴史的事実なので、翻ることはほとんどないと考えられる。結果として、2030年ぐらいには可採年数が尽き、石油が枯渇すると見られている。
 石油という化石燃料は現在の文化生活に密接に結びついているため、石油がなくなれば物価が上がり、自動車は走ることができなくなり、飛行機で外国に出ることもできない。プラスチック製品が作れないし、小さな携帯電話はこの世から消えるというように、非常に大きな変化が予想される。


その3に続きます。
初めて読んでから早くも2年が経ちました。

「たかじんのそこまで言って委員会」に著者の武田邦彦が出演した番組を偶然見かけて、あまりのインパクトに慌てて買い求め(とはいえ番組放送直後にあらゆる書店で在庫がなくなり、入手するのにかなりの時間が必要でしたが)、非常に考えさせられる本でした。

ここでもぜひ紹介したいとは思っていたのですが、本の扱うテーマが「真剣に取り組むべき問題」であり「事態は先行き確実且つ深刻」であり、更に原因を追求していくと、マスコミの腐った報道姿勢、行き当たりばったりで今後の日本をどのようにしていくのかというビジョンが全く見えてこない政策問題にも及ぶため、正直かなり「重かった」ので敢えて目をつぶってきました。


先日の解散総選挙を受け、それに伴うマニフェスト・予算案・公約などを耳にするようになり、頭の片隅にこの問題を改めて留めて置くべきと思い、投稿しておきます。


さて、本の内容といえば当然読んだ方自身で判断するべき問題だと思っています。

だから私なりに、筆者の主張であり特にインパクトに残った言葉・文章をそのままここに転載させて頂いて御一考いただければと思います。

151p.から

地球温暖化はどの程度危険なのか
 地球が温暖化すると本当に深刻な問題に発展するかどうかという問いに戻って考えてみよう。
 まずは、地球の歴史を振り返ってみる。
 地球が誕生した時、地球の大気は2000度と非常に高かった。
しかし、徐々に冷えてきて30億年も経つと生物が大いに繁栄するようになり、地質学で言う「古生代」が訪れる。この時の地球の平均気温はだいたい35度ぐらいだったと推定されている。現在の地球の気温は平均15度だから、古生代は現在の気温より20度ほど高かった。
 古生代の時代、生物が繁栄したのは気温が高かったからだとされている。
 その後3億5000万年前から2億5000万年前になると地球が急激に冷えて第一氷河時代になる。氷河時代が訪れると多くの生物は絶滅し、化石から見ると、地上に存在していた生物の95%が死に絶えたと推定されている。しかし、その氷河時代の温度は22度で現在より7度も高い。
 2億年前になると、気温が上がり始め、25度ぐらいになると恐竜が活躍する「中生代」に入った。それからしばらく地球の気温は安定していて、今から10度ぐらい高い平穏な日々が続いた。恐竜全盛時代の到来である。
 そして6700万年前、巨大な隕石がメキシコ湾に落下して恐竜が一気に絶滅した後、現在我々が住んでいる新生代に入る。
 新生代に入ると同時に氷河時代になった。隕石の落下と第二氷河時代に入ったことは偶然の一致と言われているが、いずれにしてもまた多くの生物が死に絶えるような寒い時期になったのが現代である。


~中略~

 現在、騒がれている地球温暖化というのは現在の15度が、最大で17度になるぐらいだから、語弊を恐れずに言えば、これまで生物が生きてきた地球の気温の変動からみると、たいしたことはない。温度が2度上がるとすべての陸地がなくなってしまうとか、大嵐になるとか、人を驚かすトンデモ説がしょっちゅう出てくるのを聞いていると、今まで長い時間をかけて化石を調べたり大昔の気温を調べたりした学問は何の役に立ってきたのかと思ってしまう。
 もともと地球史レベルでは、人間が二酸化炭素を出さなくても地球の気温は10度や20度ぐらいは上がったり下がったりするのが当たり前のことである。これからも、おそらくは気温の上下変動は起こる。それは太陽の活動が周期的に盛んになったり衰えたりすることと地球の回転軸が少し曲がっていることも影響を受ける。
 問題は「地球温暖化」そのものにあるのではなく、人間の活動があまりにも急激だから、それによって気候が急激に変わり、それが大きな被害を及ぼすかどうかにかかっている。


その2に続きます。
10月28日の雑感の詳細第一号です。

まずはアスキー新書からの「日本人はなぜシュートを打たないのか?」について。

このブログでサッカーについての記事を書いた際にはかなりの確率で頻繁に発言している、
「シュートを打たないことにはラッキーゴールすら生まれない」
という持論があるので、タイトルに惹かれて買いました。

内容に関してはいつも通りノーコメント。
やはり読んだ人がどう感じるかが大切ですからね。

個人的には非常に面白く読めました。
色々な切り口からの視点も非常に納得のいくものでしたし、非常に読み易い文章だったのもかなりの好印象でした。
つまり「非常に面白かった」というよりも大絶賛の部類です。

(注目度が高い)「A代表の試合ぐらいしか見ないよ」という方でも、日本人選手のゴール前でのあまりにも消極的なプレーにガッカリした経験はあるのではないでしょうか。
そういった方には是非ご一読をお勧めします。
サッカーというスポーツに対する、深い理解まで誘ってくれる素晴らしい良書でした。
先日からずっと買おうと思っていたのですが、仕事が遅くて梅田で本屋が営業している時間に買えずにいました。
休みの日に漫画を買う為だけにツタヤまで車を出すのも面倒だったので、結局はアマゾンで通販しました。
ついでに送料がかからない範囲の金額になるまで他の本も申し込み。

ホント便利です。
日曜日に申し込みをしてコンビニで決済をして今日届いていました。

内容は、ご存知の方はご存知だと思いますが、

あってないようなもの

なので、ノーコメントです(笑)。

何も考えずに笑えるところが楽しい漫画です。
読んだことがない方は、立ち読みなどせずにご購入をお勧めします。
(立ち読みすると周りの人に変な人と思われること間違いないと思われますので)
是非ご一読を。
ITmediaで見つけて面白そうだったので、タイトルの本を読んでいます。

まだ読み通していない状態ですし、例に漏れず内容に関してはノーコメントとしますが、とりあえずガンダムシリーズを見直したくなったことは間違いないです。

件の監督が、この本の内容通りの思考行程から、あの名台詞の数々を生み出していったかどうかは別として、非常に楽しめる本なのは間違いないです。

機会があれば是非ご一読を。
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