東北地方太平洋沖地震

まず、地震と津波の被害を受けた方々に。
亡くなられた方々に追悼の意を捧げるとともに、被災された皆様とその家族の方々に対して心からのお見舞いを申し上げます。
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。


私はその時間、仕事中で大阪市内の高層ビルにいました。
揺れだしにかなり早く気付いたので一瞬目眩かと思ったのですが、暫くするとかなりの揺れを体感しました。
時間的にも長く揺れたため、船酔いのような気分に。
すぐさまYahoo!で地震情報を見ると相当な規模のものだということは分かったのですが、帰宅して映像を見るまで当然仕事中は状況が全く把握出来ませんでした。
これからも正確な状況が把握されるにつれ、どんどん死者の人数は増えていくものと思われます。

まずこの地震を受けて最初に思い出したのが、こちら。
2011年に大災害が発生する可能性 - 日本が好きなだけなんだよ
極左の政治家が首相になると国民が天災で大量死する変事が続く、という結論をどう受け取るか人それぞれかと思われます。
ただ、その内容は去年の年末のエントリーにも関わらず的中してしまいました。

阪神淡路大震災を経験した身としては「火事場の偽善のボランティア」よりも「組織立った迅速な人命救助活動の展開」と「被災者が最低限の日常生活を過ごすことが出来るインフラや食料の提供」が最優先です。
経験則から私に出来ることといえば、粛々と日常生活をし、募金をするぐらいといえます。
参考までに有意義と思われるまとめサイトを紹介しておきます。
ゆめみがちサロン : 【東北地方太平洋沖地震】西日本の私たちができること - ライブドアブログ
私も機会があれば献血も行いたいと思っています。


さて、この地震と津波は確かに天災です。
でもこの状況だからこそ混乱の収束とともに忘れてはいけないことを記載しておこうと思います。

各種保守系や2ch系サイトではあちこちで見かけられるコピペですが、
民主党が事業仕分けで削減・廃止したもの
・地震再保険特別会計
・学校耐震化予算
・災害対策予備費

地震調査研究推進本部という文部科学省研究開発局地震・防災研究課が管理されているホームページ上でも30年以内に宮城県沖地震が発生する確率は99%以上といわれていました。
そのために麻生政権時に予算が組まれていたのですが、結果はご覧の通り。

確かにこの予算が仕分けされていてもいなくても、今回の災害の被害は変わらなかったのかもしれません。
ただ、間違いなくいえることは日本国民が「教育の義務（26条2項）・勤労の義務（27条1項）・納税の義務（30条）」といった国民の三大義務を果たしても、民主党政権は国家として「国民の生命、財産を守る」という約束を守るつもりがないということをこの時点で証明している訳です。
これが先の衆議院選挙の国民としての選択です。

悲しいかな私は今日本丸という船に乗っています。
大海原を航海中にこの船を降りることは出来ません。
今の船長を選ぶ時に、船長に立候補した一人が「（船に積んでもいないのに）金銀財宝を船員に配るよ」といった約束をしました。
そんな金銀財宝はないよという意見もありましたが、声が非常に大きな船員の印象操作の誘導で無知な船員が候補のその約束を信じてしまい、多数決で今の船長が決まってしまいました。
次の港に寄るまであと2年。
途中で船長が「港に寄ることにする」と決めなければ船長の羅針盤に沿って船は航海し続けます。
船長が変わってからは今まで「法律」と呼ばれていた約束事も守られなくなっています。
これが今の日本丸です。


船長の嘘に予め気付いていた、そして声が大きい船員の印象操作の誘導にのせられなかった正しい判断力を持った日本丸の乗員の皆さん、それでも頑張っていきましょう。